施工事例

ピアニストA 様マンションリフォーム音楽室

音楽室設計にあたってのコンセプト

フルコンも置ける広さ、防音性能
奥まったダイニングキッチンを明るく
使い勝手を考えた特注の楽譜棚

【フルコンも置ける広さ、防音性能】

A様が音楽室に求めたものは、第一に、周囲を気にすることなく好きな時間に好きなだけピアノが弾けることそして愛用のハンブルク製スタインウェイ・フルコンサートグランドが置ける広さがあることでした。

そのため、普通ならリビング・ダイニングとして使われるスペースの大部分を音楽室とし、フルコンの大音量にかなった容積を確保しました。広さは約17畳。家庭用サイズのグランドピアノも並べて置き、生徒のレッスンや2台ものの合わせに使っています。

【奥まったダイニングキッチンを明るく】

マンションの間取り上、バルコニーとキッチンの間に音楽室があるレイアウトになっていますが、壁に大きなガラス窓を設けて、外からの明かりがキッチンまで届くようにしました。キッチンと音楽室の間にはコンパクトなダイニングスペースがあり、薄型テレビを壁に掛け、くつろげる空間になっています。

【使い勝手を考えた特注の楽譜棚】

楽譜専用の既製品本棚は一般に存在しません。しかし、輸入楽譜などサイズが国内の一般書籍と合わなかったりまた薄いピースなどは上手に収納しないとヨレてしまいます。作編曲を手掛ける方などはバラの五線譜も多く病院のカルテのように平置きしたいという要望もあります。

そこで当社は楽譜の種類やサイズ、量をヒアリングし、使い勝手に合わせた特注の楽譜棚を設計しています。薄いピースを納める部分には細かい仕切り板を多く入れることで楽譜にクセがつかないよう配慮します。A様の楽譜棚には、CDも合わせて収納しています。

クラウドナインアソシエイツ
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